入れ歯治療
入れ歯治療について
当院では、患者様一人ひとりのお悩みやご要望、お口の状況にあわせた入れ歯をご提供することを心がけています。
また、現在使用している入れ歯のメインテナンスにも対応していますので、お困りのことがあればどんなことでもご相談ください。
- しっかり噛んで食事を楽しみたい
- インプラントには抵抗がある
- 作製した入れ歯がずれてきて困っている
- 外れにくい入れ歯がほしい
- 今つけている入れ歯が痛い
義歯(入れ歯)
保険の入れ歯
保険診療の入れ歯はプラスチック製の素材と決められています。費用がリーズナブルで、作り方は国の方針で定められているため、修理しやすいのがメリットです。一方で強度を保つために入れ歯は厚くなる傾向にあります。
ノンクラスプデンチャー
保険適用外の入れ歯です。装置を固定するための金属バネがない(見えない)タイプになります。外から見ても入れ歯をしているとわかりません。また、素材が軽く、弾力性もあるので床の部分が薄く作製できます。
- 治療回数
- 4~8回
- 治療期間
- 1~3ヶ月
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できる。
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合がある。
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけない。
- 保険適用外のため、自費診療になる。
金属床
入れ歯の土台部分が金属で出来たタイプです。金属製のため丈夫に仕上がり、保険の入れ歯と比べると薄く作製できます。熱伝導率が良いため食事の際に熱を感じられるのもメリットです。
- 治療回数
- 5~10回
- 治療期間
- 1~3ヶ月
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる。
- 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛める。
- 金属から熱が伝わり、患者様が味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる。
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかる。
- 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性がある。
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある。
- 部分床義歯の場合、残っている歯の状況の変化によって使用できなくなる可能性がある。
自費診療の入れ歯の料金
ノンクラスプデンチャー | ¥110,000~¥220,000 |
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金属床 | ¥220,000~¥330,000 |
※表記金額はすべて税込価格です。
入れ歯作製の流れ
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Step01型取り
通常の型取り
お口の中の型を取ります。
そして、その型をもとに入れ歯を作っていきます。精密な型取り
お口の中の状態によっては、オーダーメイドの型取り器を使用して型を取る場合があります。
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Step02噛み合わせの確認
専用のロウでハグキの部分を再現した模型で、歯の噛み合わせなどを確認します。
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Step03人工の歯を並べて仮装着
人工的に製作された歯を仮に並べて、お口の中に仮装着し、見た目や噛み合わせのバランスなどを検査します。
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Step04完成
プラスチック入れ歯
一般的な保険のプラスチック入れ歯です。
金属床の入れ歯
金属で作った入れ歯です。
入れ歯のお手入れ
入れ歯は日々のお手入れをすることで、清潔に心地よく使うことができます。そして定期的に歯科医院でメインテナンスすることも入れ歯を快適に使うための欠かせない要素です。人間の歯ぐきは気付かないうちに少しずつ変化しているので、入れ歯も定期的に調整しないと、徐々に合わなくなっていきます。そのため、数ヶ月に一度は入れ歯を持ってご来院ください。
入れ歯のお手入れが必要な理由
ご家庭で行う入れ歯のお手入れは清潔を保つことを目的としています。一方、歯科医院で入れ歯のお手入れをする場合、清掃と調整を目的とします。清掃はご家庭では落とせない汚れを落とす効果を持ちます。調整は、日々変化する歯ぐきの状態に入れ歯をあわせるための作業です。ご本人が気づかなくても、歯ぐきは少しずつ変化するので、作ったときにはフィットしていた入れ歯も時間ととともにあわなくなりますから、定期的な調整が欠かせないのです。
入れ歯を長く使うには、日々の適切な清掃が欠かせません。入れ歯は清掃をしないと雑菌が繁殖して衛生的に使用できませんし、嫌なニオイがすることもあります。入れ歯のお手入れには普通の歯磨き剤や歯ブラシを使わず、ぜひ専用の道具を使ってください。
お手入れの方法がわからない場合は、お気軽に当院にご相談ください。入れ歯に必要なお手入れを、わかりやすくレクチャーいたします。